湿度が高く、暑い日が続きますね
どこへ出かけても、冷房がよく効いていますよね。
体が冷えると、自律神経が乱れ体調を崩すほか、
関節や筋肉がこわばり、動きにくくなったり、痛みを感じたりします。
“冷え”ると、痛みに敏感になります。
本日も、“冷え”からくる痛みを訴える患者様がいらっしゃいましたので、
治療についてご紹介いたします。
●歩く時に、かかとを地面につくと、痛みが走る
⇒患者様は最近、スポーツジムへ通い始め、徐々に痛みが出てきた。
かかとが痛むので、冷やした方が良いと思い、プールなどで冷やしていたそうです。
・・・当院での治療
この症状は、歩き始めや動かし始めに痛みが出る、足低腱膜炎。
足浴とお腹を約20分温めました。これだけで、痛みが軽くなりました。
そして、足全体の張りをとることで、痛みが軽くなりました
●昨日手首がはずれた感じがした。今も回旋時に痛む
⇒患者様は、飲食業の方で、腕をよく使われています。
そして、最近職場のビルが冷房が入り始め、冷えを感じていたそうです。
・・・当院での治療
手首がはずれていたわけではなく、冷えと腕の筋肉の張りからくる筋肉の緊張。
腕とお腹を約20分温め、ファビリテーションを使った治療を行い、痛みが軽くなりました
ご自宅でも、アームウォーマーや腹巻で温めることをおススメいたしました。
ご来院される患者様に、よく聞かれることがあります。
・・・・「痛い時は、冷やした方がいいんだよね」と。
症状にもよりますが、
温めた方が痛みが軽減するケースが多いのです。
冷やしてしまうと、上記でも書いたように、関節や筋肉がこわばり、より痛みを感じてしまいます。
(※冷やした方が良いのは、骨折やねんざ、打撲、肉離れなどの炎症がひどい急性期の場合です。)
これからの季節は、冷房がどんどん効いてくる季節ですね。
自分で出来る“冷え”対策は、やはり『お腹を温めること』が一番です。
お腹を温めることで、末梢まで血液がまわり、カラダ全体が温まりますよ